こういう見方から その2

投稿者: | 2016年6月6日

糸数です。こんにちは。
前回の記事を続編っぽく終わったわりに、続きの更新に1週間かかっているとは。

文章力が無いのはつらい。

はい。

前回の話で、単に出来ないというのにもアプローチの方法がいくつかあるという事に触れました。

では具体的にはどうするのか。

(出来るだけ短く書きます)

1、力学的なアプローチ

前回のシチュエーションにならい、Fは弾けるのにDが無理だ!のパターンでいます。
もちろんDに限りません。
例えばGが苦手とかでもいいです。
Dが押さえられない理由は多くの場合これです。
指先に力が入らないことで高音弦に負ける

もうこれ以外力学的な理由はないと言えます!!!!!

(↑断定すると人は必ず間違いますが、あえてね。)
対策もひとつです。

「指先が固まるまで弾く」です。

自分で書いてあきれますが、根性論も必要でしょう。
当然ですが、指先が固まることで驚くほど押弦は楽に。

自ずと力も抜け、指はスムーズに動き始めます。

はい。

2、技術的なアプローチ

1つめの原因以外で押さえられない場合はこっちを疑います。

Dってコードは低音弦(6・5弦)を弾いてはいけないコードの代表で、そういった意味で結構難しいのかもしれません。

弾かないようにするために、大抵のギタリストは左手の親指などを使ってミュート(無音化)します。

そう!!

こうやって「押さえること以外の動き」が加わるのがギターの厄介なところ。
そのせいで気が散ります。
気=力と考えて下さいね。
結果、なぜかうまく鳴りません。

高音は鳴る、5・6弦も高らかに鳴る=これはダメです

5・6弦はミュート成功、高音もミュート成功=これもダメ
Fは押さえられたのにな…です。
さて、対策としてこんな方法があります。

1弦側から1つずつ押さえていく!!

ミュートしているのは低音側ですので、反対の方向から押さえていって下さい。

どの弦でつまづいているのか、はっきりします。

というか、大抵の人は1つずつ押さえると案外鳴ります。笑
(だってFは出来るんですもん。)

3、精神的なアプローチ

上の2つとも当てはまらない場合もあって、「もうコードとか飽きちゃった」という場合です。
じゃあ、他の練習しますか!!
と僕が気合を入れてもなかなか…という時も。
こうなったら、ギター弾くの一旦やめます。

「ギター教室なのに??」

と思われるかもですが、レッスンでは上手くなることだけを目標にはしていません。
(もちろん、そういう方針のスクールもあります)

音楽への親しみ方をレッスンして、忙しい実生活での豊かさに繋がってくれれば、新しい世界観への扉を開くきっかけになるかも。

とか(勝手に)思っているのです。

なのでリラックスも必要だと思い、レッスン中はいきなり雑談に入ったりもします。

でも、ただただ脱力しているのではなく。
何気な~い話の中から生徒さんの個性を音楽へ、いかに還元できるのかを考えてこれからのレッスンに盛り込んでいくのです。

うん。

長くなりましたが、要はリラックスです。
飽きたら視点を変える。
煮詰まったら無理に進めない。

こんな感じですかね。

なんだか講師やらせてもらって、僕自身が一番ギター上達している気がするなぁ…。笑

よし、教材作ろう。

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