さて、今回はいろいろなルディメントを紹介していきます。
まずは、代表的な13のルディメントです。NARD発足当時に定められたものです。
13の「不可欠な」ルディメント
ダブルストロークロール(ロングロール、2つ打ち)
ファイブストロークロール(5つ打ち)
セブンストロークロール(7つ打ち)
フラム
フラムアクセント
フラムパラディドル
フラマキュー
ラフ
シングルドラッグ
ダブルドラッグ
ダブルパラディドル
シングルラタマキュー
トリプルラタマキュー
以降、現在に至るまでに27を加えて現在は40のルディメントが登録されてます。が、元に戻そうとする動きもあるようです。
他に、
スイスアーミートリプレット、ドラガディドル、シングルフラムドミル、
シングルストロークフォー、シングルストロークセブン、シングルストローク、マルチプルバウンスロールと呼ばれるものがあります。
最近流行りのものではブラッシュダというのもあります。
個々のルディメントの詳細については、ネットなどで調べれば内容など、わかると思いますので、コピー&ペーストで検索してみて下さい。
いろいろと、ややこしい名前が付いて動きもそれなりに難しいのですが、
これらすべてに共通するのは、
私の経験から、スティックのリバウンド処理する手の感覚にかかっています。
言葉で言っても理解しにくいと思いますが、一音、打った後の、手の動きの処理が重要ということです。
そこで、基本になる動きがフラムとドラッグです。これを綺麗に思った音が出せるようになれば、その他のルディメントもスムーズに演奏することが出来ます。
まずは、フラムとドラッグをしっかりと練習しましょう。
と、ここで動画などを載せればわかりやすいところですが、やはりschoolの方に来て頂いて、実際の要領など直に体験された方が良いと思います。
それでは、基本中の基本の5strokeと7strokeの使用例などを譜面と共に紹介したいと思います。
まずは、5strokeの基本形です。
7strokeの基本形。
次に、これらを使用したドラムマーチの一例を作ってみました。
まずは5strokeを使用したもの。
演奏以外に右に書いてあるのは実際の音形です。
次に7strokeを使用した例ですが、こちらは2通りあります。曲の速さやイメージで使い分けます。
7strokeの8分音符を3連で処理したものです。
7strokeを16分音符で処理したものです。よって長さは付点8分音符になります。
如何ですか、難しいとは思いますがドラムセットのリズムを刻むまでに、ある程度これらの動きをマスターしていれば、後々フレージングなどで役に立っていきますので、上記のルディメントぐらいは出来るように練習してみて下さい。
これらの事も、スクールに来て頂ければ詳しく教えることが出来ます。
是非参加してみて下さい。
それではまた。 講師 神田文雄
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