分数コード

投稿者: | 2016年12月14日

こんばんは、糸数です。

約3週間もブログを書かずにいましたら、生徒さんから心配されてネタ提供してもらいました。

「先生、ブログ見てますよ。過去の記事ですけど。」

かなりナイスなプレッシャーのかけ方だなぁと感心しました。

さてその頂いたトピックスですが、こちら。

分数コードって何?

一般的な「C」というコードを例にとって説明すると、校正している音は「ド・ミ・ソ」です。

この3つの音のうち、最も大切なのはドの音で、これがなっているから「C」というコードとして定義されます。

この場合のドこ役割をルート(根音)っていうので覚えておいてください。

一方で分数コードというのは「C/B」や「ConB」みたいに何やら「B」の要素をくっつけろ的な指示のあるコード。

この場合の構成音は「シ・ミ・ソ」になり、最低音がドではありません。

(ちなみにシの音はアルファベットのBで表されます)

しかし、ルート以外は「C」のまま。

なので、「ええい、ルートはBだけどほとんどCだから、CがBの上に乗っかったことにしよう!」

という発想のもと、「C/B」という呼びかたに。

試してみてもらえればすぐに分かりますが、「C」でも「B」でもない響きです。

またピュアな完全和音に比べて、非常に感傷的な響きを得られます。

※例外もあります

こんなもんでいいですかね。

ちなみに、ギターでやって最もやりがいのない分数コードは「G/B」です。

やってみてくれればわかります。笑

 

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