ルディメントの続きです。動画ありです。

投稿者: | 2017年4月7日

さて、今回もルディメントの続きですが。

皆さんはパラディドルってご存知でしょうか? パラはパラレルの意味で交互に、ディドルは同じものが続くという意味だそうです。

つまりスティックの手順で行くと

[右手、左手、右手右手、次は、左手、右手、左手左手]

これが基本のパラディドルです。

スティックコントロールにもありましたが、あちらはあくまで手を鍛える事が目的ですので、ノーアクセントで練習します。

こちらは、手の感覚を重点にしますので、自然にアクセントが付きます。

パラディドルの場合は、一つ目の音にアクセントを付けて演奏します。

奏法として、右も左も一打、打ったら次の音はそのリバウンドの動きで音を出します。

となると、パラパラディドルとか考え付きますよね。

パラパラはダブルパラとなってダブルパラディドルと言います。6連符ですね。

そうすると、トリプルパラも有りかなと。

逆に、パラディドルディドルも有りで、パラディドルディドル~と続いていくのも有りかなと。こちらも6連系です。

ジャズなどの6連系のロールによく使われます。

次に、パラディドルの手順を少し変えて、始まりの部分をずらしていきます。アクセントはズレていきますが、一拍目をしっかり感じ取ることが大事です。メトロノームを使って実施してみましょう。

いかがですか、なかなか難しいでしょう。これをすることで感覚の柔軟性を養うことが出来ます。簡単に出来るようになるまでしっかりと練習しましょう。

上の練習が簡単に出来るようになったら、次に、一拍目としたアクセントを無視して、フレージングとしていろいろなところにアクセントを入れてみます。

手順は同じでも違うフレーズが沢山出来て、手を動かす感覚も全く違ってきます。

これらを柔軟に使いこなせると、多様なリズムの形を感覚として身に付けることが出来るようになります。

これをドラムセットに活かせていけば、いろいろなジャンルの音楽に対応して、演奏することが出来るようになります。

下記に譜面付き動画を作りましたので参考にしてください。

スティーブ・ガッド風に作ってみました。譜面及び音源は譜面ソフト「シベリウス6」からです。

H.HをCowBellに変えてラテン系のリズムに。

如何ですか、基本のパラディドル1つでもいろいろなフレーズを奏でることが出来ます。これはほんの一部ですので先は随分と長そうですが、

スクールの方に来て頂ければ、もっと沢山のことをお教えできますので、是非参加してみてください。

次回は、パラディドル他、3連系のルディメントなど紹介していきたいと思います。

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