【才能だけ?】作曲は楽器歴はどれくらいから始めるのか?

投稿者: | 2022年3月7日

音楽を楽しむのには大きく3つの要素があります。

①聴く
②弾く
③書く

今回はこの③つめ『音楽を書く=作曲をする』ことに焦点を当てていきましょう。

✓ 音楽を作る?書く?

「作曲って音楽を作ることじゃないの?」と思われた方がいるとおもいますが、『作曲』というのは実は結構細かく分類分けされています。

・コード
・メロディ
・フレーズ
・歌詞
・背景(イメージ)
・構成

これらだけを「作る」ことが作曲という人もいれば、僕のようにこれらの構成要素を集積してPC上のデータや譜面上の音符に「書く」ことが作曲だと定義する人もいます。
つまり作ったパーツを組み上げることが作曲だということです。
ちなみにパーツを作る作業をアレンジと呼びますが、まぁこのへんは言葉の問題なのでなんでもいいです。(m(__)mすみません)

✓ 作曲に楽器歴は必要?

さて本題の「作曲は楽器歴どれくらいから始めるのか?」についてですが、一説には楽器歴はまったく関係なく才能とインスピレーションだけで出来る!という見方もあります。

作曲家というと音楽の天才にめぐまれた神に選ばれし変態という印象ではありますので、楽器歴というよりは才能重視というのはなんとなく分かりますが、
しかし(当然なように)うちに秘めた才能が萌芽するために、多くの時間を音楽とともにしなければならないことも事実です。

したがって、作曲を趣味でやってみたい人にとって楽器歴はあんまり関係ないかもしれませんが、しっかりした作品を残したい人にとって楽器の技術があるレベルまで到達していることが必須
言い切ってしまえば、楽器がある程度上手な方が作曲はよりスムーズで幅広く、自由に表現することが可能です。

✓ 楽器歴≠作曲歴

しかし楽器を長くやっているからといって作曲ができるわけではありません。

これはダイエット目的で毎晩バットを素振りしているオジサンが、そのうちホームランを打てるようになるわけでは無いのと同じ。
バットスイングという分野では同じでもホームランを打つための練習をしなければ結果には結びつかない。
つまり作曲を目標として楽器を練習していくことで初めて、作曲の成果に結びつく練習時間となります。
では、作曲を目的とする練習とはどんなものでしょうか。

✓ 聴くときも、見る時も作曲

冒頭部で音楽の楽しみ方について触れました。
②の弾くについては上記で触れてきましたが、①の聴くについて多くの改善点があると思われます。

音楽を聴くときに何を聴いているか、しっかり考えたことがあるでしょうか。
歌詞やメロディ、派手な打楽器にギターソロ…それはほぼ確実に、目立つ音しか聴いていないと言えます。
作曲はこのような目立つ音たちを幹に、美しい枝葉をしたためる必要があります。

具体的にはシンバルのタイミング、各音の位置(パン)、音量バランス、タイミングなど、一つの音楽は実に多くの情報から成っています。

こういった情報をひとつでも多く聴き分けられるようになる必要がありますので、漫然と音楽を楽しむ時間は見直していきましょう。
なお、YouTubeなどで動画を見ているときも映像に心を奪われ過ぎないよう、しっかりと音に耳を傾けて下さい。

▷ ▷【講師YouTuber】演奏解説系コンテンツの今後…

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