ドラムセット教育指針
ちょっと自衛隊的な書き方ですが、私のドラムコースにおける教育指針です。
1.エントリーシートにご記入
音楽好き、ドラム好きの為に貢献するとともに、当スクールの発展に寄与する。
目的
各ドラマーの技量のアップと音楽演奏の向上。
教育に先立ち被教育者がある程度、ドラムセットでリズムが刻めることを前提とする。
また、譜面が読めるものとするが、理解出来るようであれば被教育者とする。
撮影映像など使用してドラムが面白く、興味が持てるような教育を実施する。
2.実際に体験レッスン!
- 1.ドラムへの取り組み方説明
- 演奏におけるドラムの役割:音楽の拡張(色付け)、リズムのキープ、持続性、
演奏者の補助的役割~乗せる、呼び込む等 - 2.基本打ちの習得:効率的な奏法の習得
(個人の個癖を尊重、極端な奏法の矯正) - ルディメント、スティックコントロール、ポートレイト(Classic)、ビッグファースSDソロ、他
最終目標テンポ120で8連符
ロールの習得:2つ打ち、3つ打ち、4つ打ち、バズロール
3つ打ち、4つ打ちに関してはこのスクールでしか教えていないことを強調。
フォルテッシモのロールが出来るようにする。 - 3.バスドラ及びH.Hの踏み方の習得
- B.Dのダブルの踏み方及び連打の習得
最終目標テンポ120で4連符
H.Hでのリズムキープの習得
ツインバスの要望があれば、基礎的練習方法の習得 - 4.各音楽スタイルの習得
- ロック、ジャズ、ラテン等のパターン習得
- 5.フィルインの習得:曲のスタイルにあった多様なフレーズの習得
- バスドラとのコンビネーションの習得
走る、遅くなる等の個人の個癖、弱点の克服
(ここがかなりの時間を要すると思われる) - 6.初見能力の確保
- 多様な譜面と接して、即座に対応できる能力を身に着ける。
特にビッグバンドにおける、譜面の読み方。 - 7.技量に応じた曲の演奏
- メディア再生によるものと、生演奏での演奏
インスタラクター:神田文雄