エレキ楽器に欠かせないシールド(ケーブル)は、¥500~¥20,000以上と価格幅が様々。
ぶっちゃけ、違いあるの??
こんな疑問、ありませんか?
今回はシールドと音の関係について迫っていきます。
✓ 長さ
シールドの長さは一般的3mが多いですが、10mやそれ以上のモデルもあります。
結論、短いほうが音質の劣化は少ない。
信号に変換された音が、シールド内部の導線を伝って出力されるので短いほど忠実に音を運んでくれます。
昔流行ったカールケーブルなどは、劣化した音質が逆に好きという派閥には今なお支持されていますね。
家庭用、宅録用ではさらに短い長さを作る事ができるカスタムケーブル(ハンドメイド)がおすすめです!
✓ 壊れにくさ
シールドは消耗品、そんな感覚がありました。
¥1,000以下のモデルなどは作りの粗さから断線しやすく、スタジオに入っていざ!という時に音が鳴らなかった事もあります( ノД`)
これに懲りて楽器店で「丈夫なのどれっすかー?」と聞いたとき、びっくりしました。
頑丈なケーブルは、高い。
ハイエンドケーブルの代名詞的な”モンスターケーブル”は、¥5,000以上のラインナップがズラリ。
値段以上にびっくりするのが、安いモデルに比べて音が非常にクリアに感じたことです。
✓ 音色
と、言いながらアレですが、結論からいうと、音がキレイ、音が良い、音の再現性が高い、これらは全て好みの問題です。
昔のぼくのように、使い慣れた安いシールドを前提にエフェクターボードやアンプなどのセッティングを固めている人からすれば、ハイエンドを使うと「あれ?キンキンしたなぁ」と思うかもしれません。
事実だけを述べると、上記モンスターケーブルの上位モデルのケーブルでは、ケーブル内部に3本の線を通すことで、「高・中・低」それぞれの音域信号をスムーズに流す構造になっています。
たしかに凄そうなのですが、これで仰天するほどに音が変わるということは無いですね。
5%くらいです
まとめると、長さだけ注意していればあとはまぁ全体の5%くらいの重要度かと思います。
ノイズとか音痩せについても、エレキ楽器ではずっと解決されないで残された”ご愛嬌”みたいなもんです。
つまり、かなり音作りにこだわった人でなければ、それなりの物を大切に使う方がおすすめですね (^_^..)
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