Smoke On The Water
DEEP PURPLE
ディープパープルの名曲「Smoke On The Water」は、ギタリストでなくても、その印象的なリフを耳にしたことがある人が多いはずです。
今回はそのリフとギターソロの部分を中心とした弾き方の解説をしていきましょう。
難易度 ★★★★☆
いつになく高めの難易度にしていますが「途中止まりながらもなんとか弾ける」レベルになるにはそんなに時間はかからないと思います。
一方で、全音をそつなく奏でられる人は結構少ないので、完璧に弾くにはかなりの技術が必要なソロといえるでしょう。
リフ解説
超有名なリフ部分ですが、8分音符のリズムを基本としていながら2小節目に差し掛かるところでアクセントがひっくり返ります。
練習方法としては『足踏みしながら弾く』のがおススメです。
足踏みのタイミング
1小節目では音符と足が同じタイミングなのに対して2小節目では休符のときに踏んでいます。
綺麗に踏めるようになってくるとリズムの安定感が得られるようになりますので、ソロに入る前にしっかり練習してみましょう。
ソロ解説
チョーキングのポイントは2つあって、①上げる速度②上げる幅、について色々な雰囲気でやってみるとカッコよくなります。
基本としてチョーキングは狙った音の高さまで一気に上げるのですが、場合によっては『気だるそうにゆっくり』とか『2段階にわけてあげる』とかコツがあります。
この前半部分では基本となるチョーキングっぽい感じでよいでしょう。
なお、15小節目の16分音符のフレーズは運指練習にとてもとても適した良いフレーズですので、できれば1000回くらい弾きたいところです。
18小節目にアーミングプレイがありますが、アームの無いひとは雰囲気だけでピッチベンドしてください。。
さらに、20小節目の3弦5フレットが2分三連になるのですが、ここは遊び心をもって3パターンの チョーキング をしてみたいですね。
23小節目のフレーズは通称ラン奏法というやつですが、本曲のなかで最も難しいパートはここかもしれません…。
24小節目の最後あたりから25小節目にかけて、1弦の13フレットをチョーキングしまくっていますが、ここもちょっとずつ変化を加えて弾くと良いです。
そしてなんといっても29小節目、チョーク・アップ(U)を保ちつつ30小節目で少しずつ下げていく(U→H.U)フレーズはギターっぽくて渋い。
この下げ方については音源を参考に、どんな音のキャラクターを表現しているのかよく聞いてみましょう。
いかがでしょうか。
まぁ文章だけではよく分からないと思いますが(笑)Smoke On The Waterはレッスンのなかでも課題曲として人気の曲ですので、今回紹介させていただきました。
また何かいい題材があれば掲載していきたいと思います٩(ˊᗜˋ*)و
