こんばんは、糸数です。
約3週間もブログを書かずにいましたら、生徒さんから心配されてネタ提供してもらいました。
「先生、ブログ見てますよ。過去の記事ですけど。」
かなりナイスなプレッシャーのかけ方だなぁと感心しました。
さてその頂いたトピックスですが、こちら。
分数コードって何?
一般的な「C」というコードを例にとって説明すると、校正している音は「ド・ミ・ソ」です。
この3つの音のうち、最も大切なのはドの音で、これがなっているから「C」というコードとして定義されます。
この場合のドこ役割をルート(根音)っていうので覚えておいてください。
一方で分数コードというのは「C/B」や「ConB」みたいに何やら「B」の要素をくっつけろ的な指示のあるコード。
この場合の構成音は「シ・ミ・ソ」になり、最低音がドではありません。
(ちなみにシの音はアルファベットのBで表されます)
しかし、ルート以外は「C」のまま。
なので、「ええい、ルートはBだけどほとんどCだから、CがBの上に乗っかったことにしよう!」
という発想のもと、「C/B」という呼びかたに。
試してみてもらえればすぐに分かりますが、「C」でも「B」でもない響きです。
またピュアな完全和音に比べて、非常に感傷的な響きを得られます。
※例外もあります
こんなもんでいいですかね。
ちなみに、ギターでやって最もやりがいのない分数コードは「G/B」です。
やってみてくれればわかります。笑