
ウッドベースの世界
若くして関西の音楽シーンを縦横無尽に飛び回っているベーシスト、澤田浩輔先生が手掛けるベースクラス。
ジャズが盛んな街神戸でもたくさんのベーシストがいますが、ウッドベースを教えている教室はとても少ないようだ。
今回はウッドベースクラスの魅力を紹介していこうと思う。
ウッドベースを弾く人とは
誤解を恐れずにいえば、ウッドベースは音楽初心者の為の楽器ではない。
音階や譜面への理解が無ければ簡単に弾きこなすことは難しい。
その点でポピュラー楽器とは一線を画す存在感がある。
当教室においても、ウッドベースに関しては楽器経験者さん(中でもプロ志向者)へのレッスンに特化した形で、いわば音楽界におけるキャリアアップの為のレッスンを構築している。
もし初心者の方でウッドベースをやってみたいという場合は、習得までには相当の努力と時間が必要と認識しておいた方が良いだろう。
ジャズだけじゃない
ジャズ・アンサンブルで活躍する楽器として確たる地位を築いた楽器であるが、現在の多様化した音楽界では実に様々なジャンルで好まれている。
その他、椎名林檎(または東京事変)のアルバムなどでも頻繁に用いられ、デジタルナイズされた音像に適切な湿度感をもたらしている。
レッスンの価値
上述のようにウッドベースは経験者向けのレッスンを用意しているが、経験者へのレッスンというのは手取り足取り」講師がリードして行うレッスンではない。
その他のレッスンと異なり、生徒さんの自発的な学習姿勢が必要となる理由は、まさに「プロ志向」であることに依拠する。

プロという言葉の定義は、略式で言い切れば「金額に合う奏者」であるか否かである。
「金額に合わない奏者」であれば仕事を受けるたびに報酬は割引きされ、そのうち新興してくる若者勢に追い抜かれることになる。
澤田クラスでは、実際の現場で取り交わされるコミュニケーション教育、演奏レベルの再認識、音楽への姿勢矯正を含めた講座となっていくだろう。
もしそうなっていかなければウッドベースを手に持ちプロを志す事はまず叶わないと言い替えられるが、さらに言い替えればプロの現場に出る前に緊張感を持って音楽が出来る稀有な場所でもある。
準備は早く
将来ベーシストを志す気持ちがあるのなら、準備は早い方が良い。
体験レッスンで感触を確かめつつ、まずはファーストステップを講師と共有していこう。
どんなに困難な道のりも、一歩を踏み出せば必ず近づいていく。
またたくさんの音楽家と出会えることが、今から楽しみだ。
文・提供 糸数裕貴
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