【初心者用ウクレレ】講師がS・ヤイリ製をすすめる理由

投稿者: | 2022年2月25日

2022年に入っても勢いのおさまらないウクレレの人気…。
しかし初心者さんが1本目に何を選べばよいのか、インターネットを見ると『ウクレレTOP 15!』みたいに、結局のところ選択肢が多すぎてよくわからない。

そこで今回はS・Yairiのウクレレにフォーカスし、その魅力をお伝えしていきます!!
ぜひご参考にしてください!

初心者用ウクレレの良し悪しとは?

第一に初心者さんが持つべきウクレレとはどのようなものでしょうか。
音色や塗装など細かな部分はもちろんありますが、最重要なのは『ペグの精度が高い』事です。
実際にいろいろなウクレレを手に取ってみてきましたが、初心者用の安いウクレレはチューニングの狂いやすい傾向があり、その原因はほとんどペグの精度が低いことで引き起こされていました。

特長① 作りのレベルが高い!

音がキチンと合わなければ演奏どころではない、ということでポイントをこの1点に絞っても、非常に優秀なのがこのS・Yairiのウクレレたちでした。
教室のレンタル楽器としても活躍しているコンサートサイズのウクレレ(YU-C-01KE)は、買ったときはもちろん、導入から5年以上経過した今もチューニング精度は抜群です。
精度に定評のあるギアペグを搭載するあたりに、優れたコンセプトで設計されていると実感するとこです。

替えたての新しい弦は、ペグの精度にかかわらずチューニングが狂いやすくなります。

特長② 硬質で歯切れのよい鳴り

同じヤイリ製でも型番によって木材が異なりますが、全般的に楽器の鳴り傾向としては硬質でチャキッと歯切れのよい感じ。
コード弾きでの音の分離がとてもよいので弾き語りなどにも向いています。

※動画はソプラノのエレキタイプ

ウクレレの鳴りを最大限に引き出す

<Ⅰ、真ん中で弾く>

ウクレレの鳴りを最も最大にするためは「弦振動している幅の真ん中で弾く」ことが理想です。
開放弦のときにはナットからブリッジまでの距離が振動域となり、フレットを押えたときは抑えたところからブリッジまでが振動域になります。
真ん中は文字通り、この振動域の真ん中です。
サウンドはよりウォームになり、ソロウクレレ時には最適です。

ちょうど真ん中を狙う必要はありませんが、抑えるフレットによってピッキングする場所をずらしていくと、より弦鳴りを稼ぐことが出来ます。(この奏法はあくまで方法論のひとつです)
弦楽器にとって弦の振動を増やすことが基本ですから、真ん中の意識をもってみてください。

<Ⅱ、最終フレット付近を弾く>

上の動画内のように、最終フレット付近にピッキング位置を固定する方法があります。
より歯切れのよいサウンドを得られますので、アンサンブル時に音抜けがよく鳴ったり、和音の分離がより際立つテクニックです。

✓ その他必要なもの

①クリップチューナー
※同シリーズのエレキウクレレにはチューナー機能が標準搭載です

▷安いクリップチューナーは音が合わない?!

②替えのボタン電池
プリアンプの動作にはCR2032のボタン電池が2つ必要なので、常に2つ持っておきましょう。ボタン電池は100均に売っています。 ※エレキウクレレのみ

③ストラップ
S・Yairiのウクレレシリーズはストラップピンが初めから付けられていますので、穴あけ作業など不要です!
ヘッド側はヒモで結ぶことで固定しますので、ひも付きのものを選びましょう。


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