楽器をやる人が一度は憧れる自宅防音室ですが、工事にかかる費用や、実際の性能が調べてみても良く分からない事があります。
大きな会社さんが掲載している事例の多くは、プロのアーティスト向けやホールへの施工で価格が天文学的になっている。。
そこで今回、当教室でもよく話題にのぼる「自宅に設置可能で、引っ越しの際にも持って運べる」便利な防音室施工を取り上げて、具体的な性能と価格を一挙に公開していきます。
※下記の参考価格については、弊社と連携している防音堂ディオラボさんのオフィシャルな価格です
広さと遮音性
広さ | 遮音性能 | 価格 |
1.5帖 | D30/D35 | 75万円-/85万円- |
2帖 | D30/D35 | 87.5万円-/101万円- |
3帖 | D30/D35 | 103万円-/119万円- |
それ以上 | D40以上 | 要見積もり |
Dr30 ・・・ ピアノの音を普通の会話レベルに。
Dr35 ・・・ ピアノの音を普通の小さな話し声レベルに。
Dr40 ・・・ ピアノの音をかすかな話し声レベルに。
参考事例)当教室の小さ目の防音室
遮音性能Dr35くらいの部屋でベースやエレキギターを爆音で鳴らしたときの体感としては、普通の音量でテレビを見ているときよりも音が小さいな、という感覚です。
アコギやウクレレならまず間違いなく近隣への音漏れをに気にすることなく練習が出来ると思いますが、一方でドラムをバチバチ叩くのはちょっと怖いかな…というのも本音。
ドラム練習室を持ちたい人は、D60以上の遮音性能で考えた方が良いと思います。
防音室は元が取れない?!
100万円なら…100万円ならカードローンで3年頑張れば何とかなる…。
その沸騰しそうな感情にストップをかけるささやき声が。
「それさ、、その都度スタジオ入る方が安くない?」
そう、防音室に仮に100万円かかってしまうとすれば、実質金利が10%、3年ローンくらいで計算すると、おおよそ116万円くらいを分割支払いすることになります。
となると毎月32,000円以上の支払い…!!
スタジオに個人練習に入ると、相場では1時間5-600円くらい。
週に3回、2時間ずつ入っても月々の出費は15,000円以下。。
防音室を所有する価値とはなんなのだろう…(⊙ꇴ⊙)?
防音室はロマン
とはいえ、防音室の価値はやっぱりその自由度の高さです。
例えば自宅で音楽教室を開くこともできるし、好きな機材を詰め込んだ1室にしてカスタムできる。
SNSでみんなに自慢することもできます!!
- いつでも使える自由
- 好きにカスタマイズできる自由
男はロマンのためなら何かを犠牲にできる…
その哲学的な自虐を可能にしてくれるのが防音室です。
皆さんも是非、防音室を持ってください!ヾ(๑❛ ▿ ◠๑ ) ..