真空管アンプのユーザーさんで、オーバーホールを実施した経験のある方、どれくらいいるのでしょうか。
今回は、実際の事象などを参考に、実際どれくらい費用がかかるのかに迫ります。
故障部分だけ直したいが…
真空管アンプでよくある事象としては下記が挙げられます。
①ノイズ発生
②リバーブ、歪み具合などの不調
③音量の変化など
真空管アンプの場合、ひとつの箇所に手を入れれば全部が直るということがまずありません。
ノイズが出た!
といって、開けてみたらコンデンサと真空管の劣化が原因だった。
となればパーツ類は全交換しないと、ノイズは根絶できません。。
なお、これ系の作業はざっくり¥100,000はかかります…(@_@。
ユーザーさんのイメージでは、故障している症状の改善だけで十分と考えがちですが、そうもいかずにオーバーホールになるのが実情なようです。
また、真空管も同様に、ひとつだけ交換というわけにもいかず、推奨されるのは全交換してからのバイアス調整。。。
この融通の利かなさはまさに闇。
現在は真空管モデリングのプラグインもありますね٩(ˊᗜˋ*)و
しかも1-2万円でそろううえに、PCの劣化が無い限りは故障も考えられないですから、新規ユーザーがこちらに流れるのは至極当然なのかもしれません。。。
しかしながら、たとえじゃじゃ馬だとしても、真空管アンプには独自の音があるものです。
管理は大変ですが、ユーザーが減らない事を心から願うばかりです(´;ω;`)!